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施工管理技士の資格の種類と取得順序を解説

公開日 2026-04-01確認日 2026-08-25調査番号 R-article-091

施工管理技士は、現在7種目ある。以前の情報では6種類と書かれていることがあるが、電気通信工事施工管理が加わった現行制度では、建設機械、土木、建築、電気工事、管工事、造園、電気通信工事の7種目である。

取得順序も「全員が2級から」とは限らない。令和6年度から受検資格が見直され、1級第一次検定は受検年度中に19歳以上、2級第一次検定は受検年度中に17歳以上であれば、実務経験なしで受検できる。選び方は、担当工事、年齢、実務経験、いつ第二次検定の要件を満たせるかで決める必要がある。

施工管理技士は現在7種目

種目主に対応する工事の例指定試験機関
建設機械施工管理建設機械を用いる施工日本建設機械施工協会
土木施工管理道路、河川、橋梁、上下水道など全国建設研修センター
建築施工管理建築一式、躯体、仕上げなど建設業振興基金
電気工事施工管理受変電、照明、電気設備など建設業振興基金
管工事施工管理空調、給排水、衛生設備など全国建設研修センター
造園施工管理公園、緑地、植栽など全国建設研修センター
電気通信工事施工管理通信設備、ネットワーク設備など全国建設研修センター

「将来性が高そうな資格」から選ぶのではなく、まず現在または今後担当したい工事に対応する種目を選ぶ。実務経験は第二次検定の受検資格にも関係するため、仕事内容と無関係な種目を先に取ると、その後の要件を満たしにくいことがある。

1級・2級と、第一次・第二次は別の区分

各種目には1級と2級があり、それぞれ第一次検定と第二次検定がある。

  • 第一次検定に合格すると、級と種目に応じた「技士補」になる

  • 第二次検定に合格すると、級と種目に応じた「技士」になる

  • 1級技士補と1級技士では、建設業法上できることが同じではない

  • 主任技術者・監理技術者になれるかは、級、種目、第二次検定の合格、工事内容、他の要件で判断する

特に注意したいのは、「1級第一次に合格した」ことと「1級施工管理技士になった」ことを混同しないことだ。履歴書や求人応募でも、1級技士補と1級技士は分けて記載する。級による扱いの違いは1級と2級施工管理技士の違いでも整理している。

取得順序は4つの条件で決める

1. 担当したい工事

建築、土木、電気、管など、工事の種類が最初の分岐になる。名称が近くても対象業種は異なるため、会社が取得を求めている種目と、自分が積める実務経験を確認する。

2. 年齢

新受検資格では、2級第一次検定は受検年度中に17歳以上、1級第一次検定は受検年度中に19歳以上であれば受検できる。基準は申込時点の年齢ではなく受検年度中に達する年齢なので、年度内に誕生日を迎える人も対象になる。第一次検定の段階では実務経験を求めない。

3. 第二次検定に必要な実務経験

技士になるには第二次検定まで必要である。新受検資格では、第一次検定など所定の資格に合格した後の実務経験年数で第二次検定の受検資格を判定する。保有資格によって必要な経路が変わるため、受検年度の公式案内で自分の起点と経験を確認しなければならない。

令和10年度までは旧受検資格との経過措置がある。過去の学歴・実務経験で受検する人は、新旧どちらの要件を使うのかも試験機関の案内で確認する。

4. 会社で必要になる時期

会社の資格取得計画、担当予定工事、受検費用や講習支援の有無も順序に影響する。「資格があればいつか役立つ」ではなく、いつ、どの役割で必要になるのかを上司や資格担当へ確認したい。

条件別の考え方

17〜18歳で学習を始める

受検年度中に17歳以上になるなら、2級第一次検定から受検できる。担当したい種目を決め、技士補として基礎知識を固めながら、第二次検定につながる実務経験の記録方法を会社へ確認する。

19歳以上で、まだ実務経験が浅い

1級第一次検定と2級第一次検定のどちらも年齢要件を満たし得る。「まず2級」と自動的に決めず、第二次検定までの実務経験ルート、会社の評価、試験範囲、学習時間を比較する。将来1級を主軸にするなら、1級第一次を先に通す選択肢もある。

すでに2級技士である

自分の2級合格時期とその後の実務経験が、1級第二次のどの受検資格に当たるかを確認する。単に「2級を持っているから次は1級」と考えるのではなく、第一次・第二次をそれぞれ受ける時期を決める。

複数工種に関わっている

複数取得は目的ではなく手段である。現在の担当工事で配置・評価に直結する種目を先にし、その後に担当範囲を広げる種目を検討する。実務経験を同じ期間に重複して扱えるかは、各試験機関の案内で個別に確認する。

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申込み前の確認手順

  1. 国土交通省の7種目一覧で、担当工事に合う種目を決める

  2. 指定試験機関の当年度「受検の手引」で年齢・資格・実務経験を確認する

  3. 実務経験の起算日、工事内容、勤務先の証明方法を確認する

  4. 会社の資格手当、受検費用、講座・休暇支援を確認する

  5. 第一次合格をゴールにせず、第二次を受けられる時期まで予定表にする

制度は改定される。前年のブログや教材ではなく、必ず受検する年度の試験機関の案内を基準にする。

まとめ

施工管理技士は、建設機械、土木、建築、電気工事、管工事、造園、電気通信工事の7種目である。各種目に1級・2級と第一次・第二次があり、第一次合格の技士補と第二次合格の技士は区別しなければならない。

取得順序は、担当工事、年齢、実務経験、会社で必要になる時期で決める。「全員2級から」という旧来の順序に当てはめず、自分が第二次検定まで進める経路を公式案内で確認することが最初の一歩になる。受ける種目と級が決まったら、学習方法は施工管理技士の試験対策で独学と通信講座どちらが有利かで第一次・第二次に分けて検討したい。

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